東日本大地震直後に高い声が出なくなった。
いくつかの耳鼻咽喉科を回ったのち、
ようやく良い医師が原因を教えてくれたのが、
前筋という声帯を引っ張る筋肉の機能不全ということだった。
その医師の元、症状は半年ほどのトレーニングで解消したのだが、その後も継続して数年トレーニングをして、歌は故障前よりも上手くなった。合わせて歌声が出る仕組みも教わった。
先日僕は38歳を迎えた。いよいよ40手前。
体もそうだが、歌のための筋肉も使わなければ衰えるようになってきたのかもしれない。
高い声が少し掠れるようになった。
これはあくまで推測だか、前述の声帯を引っ張る筋肉、前筋が衰えたせいで高い声を出す時にしっかり引っ張りきれていないのかもしれない。
そうしてまた昨夜からトレーニングを再開した。
この2年、いろいろあって僕は歌うことを含めあらゆることが停止状態にあった。
今、また新しいスタートラインに再度立ったような気持ちでいる。僕が音楽でやりたい事は常にたくさんあるが、今はまず「弾き語る」ことを取り戻し、前進させることだと思っている。ギターや鍵盤を弾きながら歌う、これだけでももう2つのことを同時に行なっている。突き詰めるには十分な技術だ。
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